基本情報
- ライフ
- 14
- サニティ
- 20
- クレジット
- 16
個性・覚醒・容姿
廃棄場に棄てられた培養カプセルで目覚める以前のことは知らない。
培養カプセルの文面を拾う限り、おそらくは。でも人間だったのかどうかは…。
その他:ヒーロー姿とほぼ同じ
異形:醜悪な蝙蝠人間
「キロプテラ は ヒーロー だよ !」
痩せこけた体、身の丈の倍ほどもある巨大な翼手、鋭い牙に白目のない黒い瞳。蝙蝠と人間が合わさったようなおぞましい姿をした彼は、ヒーローとして生きようと、ゴミ山の頂上で決意した。
キロプテラ46は、おそらくどこかの研究機関による改造手術によって生み出された超人だ。しかし生憎、彼の手術は失敗だったと判断されたらしい。何故なら彼が目を覚ました時、彼が詰められた培養カプセルは、僻地の廃棄場に不法投棄されていたからだ。それ以来、その廃棄場が彼の出生地となった。
己が何者であったのか(そう、彼が元人間であった保証すらどこにもないのだ!)、それどころかありとあらゆる記憶を持ち合わせていなかった彼は(それが記憶喪失だったのか、最初から存在しなかったのかすら、彼には分からない)、廃棄場をさまよいながら少しずつ知識を蓄えた。
打ち捨てられた紙を読んで文字を覚えた。━━首筋に記された模様が、「46」という数字なのだと知った。
破れた本に載っていた写真を見て、自分の名前を考えた。━━図鑑に紹介されていた、自分によく似た生き物は、「Chiroptera(翼手目–コウモリ目)」と記されていた。
壊れたレコードプレーヤーから流れてくる音で、言葉を覚えた。━━レコードプレーヤーからは今日もミズ・グリーンが英語で挨拶をしている。
拾ったラジオから聞こえた言葉で、ヒーローと呼ばれる者たちがいることを知った。━━彼らに憧れ、彼らの真似をしたくなった。
そうして、世間知らずの醜い化け物は、誰もいない廃棄場で、憧れだけを頼りにヒーローになろうとした。
助けるべき世界のことも、助けねばならぬ人々のことも、まだ何一つ知りはしなかったのに。
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街中に出てきて以後は、偶然知り合ったラジオキャスターのミズ・グリーンの家に居候(押しかけ)し、夜毎ヒーロー活動を続けている。
当初は無知と無垢を体現した獣のような性格だったが、いくらかの戦いを乗り越えた末、現在はやや生意気な少年じみた性格になった。
本人に自覚も記憶もないが、ミューテイト前はエンハンスドを生み出す側の科学者だった。
罪の意識に耐えかねたか、別の理由があったためか。科学者は培養液に身を投げ──そして、ゴミ山の頂上で生まれ変わった。